問題 <R3年午後問33>
④に示す受電設備の維持管理に必要な定期点検のうち、年次点検で通常行わないものは
<解答の選択肢>
- 絶縁耐力試験
- 保護継電器試験
- 接地抵抗の測定
- 絶縁抵抗の測定
【出典:令和3年度第一種電気工事士筆記試験-午後問33】
年次点検で通常行わないのは、絶縁耐力試験
<竣工時/定期検査を繰返し練習したいあなたには>
・R2年問36(竣工時/定期検査)
・H28年問33(竣工時/定期検査)
・H23年問33(竣工時/定期検査)
スポンサーリンク
解法と解説
方針
竣工・定期検査は 13年で 5回出題されている。問題に派手さ(?)はないが、出題頻度の高い合格の必須項目。
ふくラボ流攻略法
自家用電気工作物の検査を表にまとめる。
高圧受電設備 | 低圧屋内配線 | ||
---|---|---|---|
検査の種類 | 竣工検査 | 定期点検 | 竣工検査 |
目視検査 | ○ | ○ | ○ |
接地抵抗測定 | ○ | ○ | ○ |
絶縁抵抗測定 | ○ | ○ | ○ |
絶縁耐力試験 | ○ | ||
絶縁油試験 | ○ | ||
保護継電器動作試験 遮断器動作試験 |
○ | ○ | |
導通試験/通電試験 | ○ | ○ |
この表と選択肢を見くらべると、年次点検で通常行わないのは絶縁耐力試験。
まとめ
高圧受電設備の検査・点検は 13年で 5回出題されている。問題に派手さ(?)はないが、出題頻度の高い合格の必須項目
類似問題・関連記事
・R3年午後-問33(年次点検; この問題)
・R2年問36(竣工時/定期検査)
・H28年問33(竣工時/定期検査)
・H23年問33(竣工時/定期検査)
・H21年問36(竣工時/定期検査)
・竣工・定期検査の解説
同じ年度の問題
・前の問題(問32)
・次の問題(問34)
・令和3年度-午後問題